ビジネスマナーを正しく知ってステキな社会人になろう!

社会に出て頭を悩ませるのが「ビジネスマナー」ですが、このマナーを正しく理解して行動できている人はあまり多くないといわれています。ではそもそもビジネスマナーとは一体どういうものなのでしょうか?

例えばタクシーでの座席の上座や来客のご案内については学校やマナーの本などに掲載されているのですが、さらにプラスαとして心がけたいマナーというのがいくつかあります。

たとえば来客があった時にドアを開けてお客様に一礼をしたり、お帰りの際に同じくドアを開けて一礼するなど、一般的なマナーに加えることで来客からの印象をさらに良くすることができるのです。

それだけでなく飲み会などの席で先輩にお酌をするときに瓶のラベルを上にしてコップの口に瓶の口をつけないなど、少しの気配りであなたの立ち振る舞いがより一層スマートに見えたり、周囲に好印象を与える事ができます。

タクシーの上座は運転席の後ろと言われていますが、上司を自分の車に乗せるときには助手席を好んで座る上司というのは非常に多いものです。これは助手席は後部座席に比べて広めに作られており、椅子も座りやすくなっているので上司を案内するときは「どこへ座られますか?」と一声かけると非常にスマートになります。

それ以外にも飲み会や食事に行った翌日には「貴重なお時間を作っていただきありがとうございました」と一言お礼を言うのを忘れないようにしましょう。

さらに細やかな気配りとして挙げられるのはファミレスなどに上司や先輩と行った時に箸やフォークを渡す際、相手の利き手に合わせて渡すように心がけるとスマートな気配りができているんだなと相手に印象付ける事ができます。職場だけでなくこういった食事の場面でもビジネスマナーは活かされます。

その他にも職場で実践していきたいマナーとして、コピー機を利用した際に上司がプリントした書類や上司宛のファックスが届いた場合、伏せた状態で上司の机に持っていくとあなたは書類の分別ができる人なのだという印象を与える事ができます。見てはいけない書類だとしたら誰もが見える状態にしたりあなたが見てしまうと上司の信用を損なってしまいます。

これらの気配りだけでなく、上司の来客中に次のお客様が到着してしまった場合、応接の場に行ってメモを見せるようにしましょう。口に出して相手に聞こえてしまうと来客が気分を害してしまったり、重大な問題につながりかねません。

それ以外に気をつけたい点として、外出中の上司の行き先を安易に先方に告げるのも控えましょう。こういった細やかな気配りも仕事をする上で非常に重要です。上司からの信頼を得る人はこのようなスマートな立ち振る舞いができるのです。

来客に対してもその相手の企業名と個人名を覚えておくことで相手の名前を聞かずに上司のもとへ案内できるので、あなたのそういった気配りが上司や企業のイメージを向上させることもできるのです。これらのスマートな気配りをビジネスマナーと併せて活用すれば誰からも信頼される女性となる事が出来るのです。

見ていて気持ちが良い対応というのは、常に相手の立場になってさり気なく心配りをすることです。簡単なことからぜひ実践していきましょう。