新卒ならではの悩み!苦手な上司・先輩を克服するためには

大学生から新たに社会人となった時にまず立ちはだかる大きな壁は、先輩や上司との付き合い方が分からないという人も多いのではないでしょうか?

学生の頃の部活とは違って仕事は働いてお金を稼ぐと同時に社会人としてその会社組織の一員となるので、あなたを教育する上司や先輩にも自然と力が入るのです。そんな時に上司や先輩が苦手でどう接していいか分からない、毎日怒られて正直話すのも戸惑ってしまうなどの悩みを抱える新社会人もたくさんいます。

そんな時の解決法として頭の片隅に置いてほしいのが「苦手な人ほど自分から質問していく」ということです。仕事上分からないことがあればその苦手な上司にあえて聞くことによってコミュニケーションを取ることができ、やがて他愛もない話をできるようになったり雑談ができるようになるのです。

苦手な人というのはついつい避けてしまいがちですが、苦手だからと避けてしまうとより関係が悪化してしまいます。どうしてもその先輩や上司と合わない場合は身近な先輩に相談してアドバイスをもらうのも良いでしょう。一番やってはいけないのが同僚や同期同士で悪口やグチをいってしまうことです。悪口というのはさらに苦手な気持ちを増長させてしまうだけでなく、周囲にも悪影響を及ぼしてしまいます。もしも上司や先輩との関係を立て直そうとしても周囲からあなたがその人をどう思っていたなど本人に伝わってしまうと関係を良好に立て直すのが絶望的になります。

できるだけ相手の立場になって自分がされたら嫌なことは人にはしないように心がけましょう。上司といえども人間なので感情があります。あなたが影でどういう風に自分の事を言っているか知ってしまうとショックを受けるだけでなく、例えばあなたを育てようと思って厳しく接していた場合は非常にがっかりするでしょう。

厳しい上司や先輩から学ぶ事というのは非常にたくさんあります。そしてあなたが一人前の社会人となるためにはそんな厳しい上司のもとで働くと経験値をより多く得ることができるのです。最近では怒る上司が減ってきていると言われています。上司自身が怒ることなく、あなたに社会人としての基礎を教えてくれないという状況になるとあなたはビジネスマナーや社会人としての立ち振る舞いを知らないままになってしまうのです。

また数年後にはあなた自身が先輩となり、後輩を指導する立場になる可能性もあります。後輩を指導する立場になって初めて分かる上司や先輩の苦労というのも知ることでしょう。社内行事などで上司・先輩とコミュニケーションを取る機会があればぜひ体験談などを聞いてみましょう。そんな体験談を元にあなたには同じミスをしてほしくないからと厳しく指導していたなど理由が分かることも多々あります。話を聞くというのはそれだけ深く大きな意味を持つのです。

新社会人として無知な行動を許されるのは最初の1年間だけです。翌年には自分よりも年下の後輩が入ってくる事を意識して、入社して1年間で吸収できる事はたくさん吸収して、たくさんの社会勉強をしていきましょう。